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2025年第1四半期 ジョージアの直接外国投資7.7%減 株式資本縮小が影響

Posted about 2 months ago by Anonymous

主要指標の減少傾向

ジョージア国家統計局(サクスタット、Geostat)が2025年6月9日に公表した暫定データによると、同年1-3月期の直接外国投資(FDI)総額は前年同期比7.7%減少し、1億7940万ドル(約93億5000万円)を記録しました。減少の主因として、株式資本と債務負債指標の縮小が指摘されています。

投資内訳の詳細分析

当期のFDI構成を見ると、株式資本は6210万ドル(約32億3000万円)で全体の34.6%を占めました。再投資額は1億5000万ドル(約78億円)に達し、FDI全体の83.6%という圧倒的な割合を形成しています。

主要投資国トップ3

国別では以下が上位を占めました:
1位:チェコ共和国:4300万ドル(全体の23.9%)
2位:アメリカ:3960万ドル(22.1%)
3位:トルコ:2810万ドル(15.7%)

(為替換算:1ドル=142円、ジョージアラリ1GEL=52円で計算)

今後の見通し

今回の統計データは、ジョージア経済が直面する国際的な投資環境の変化を反映しています。特に株式資本の減少動向が今後の経済成長に与える影響が注目されます。サクスタットは詳細な最終データを10月に公表する予定です。

メディアソース: civil.ge

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