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2024年ジョージア国籍取得者数、ロシア人が最多 ドイツ・米国が続く

Posted 3 months ago by Anonymous

国籍取得者の内訳

2024年にジョージア(საქართველო/Sakartvelo)の国籍を取得した3,587人のうち、2,361人が元ロシア国籍者でした。国家統計局の公式データによると、ロシア人が国籍取得者数で首位を占める傾向は過去10年間継続しています。

上位国の推移

第2位はドイツで、251人の元ドイツ国籍者がジョージア市民権を取得。2023年にはアメリカ(100-200人)、アルメニア、ウクライナ、イスラエルからの取得者も目立ちました。

国籍喪失の動向

他国籍取得によりジョージア国籍を喪失した事例では、ロシアが802人で最多。次いでギリシャが200人となっています。これは主に歴史的な民族的背景を持つ人々の二重国籍取得が影響していると見られます。

背景分析

ロシア人取得者が突出している背景には、2022年以降のウクライナ戦争を契機としたロシアからの移住増加が指摘されています。ジョージア政府は2023年11月、国籍取得手続きの簡素化法案を可決しており、申請プロセスの効率化が進んでいます。

専門家は「地政学的な緊張が移民パターンに影響を与えている」と分析。EU加盟を目指すジョージアの国際的な地位向上が、欧米諸国からの関心を集める要因にもなっていると指摘しています。

メディアソース: civil.ge

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