米国大使館がトビリシ商業施設に爆弾脅威警告 ジョージア国家保安局が虚偽と発表
Posted about 1 month ago by Anonymous
米国大使館が緊急警報を発令
在ジョージア米国大使館は5月6日夜、首都トビリシ（Tbilisi）の3つの主要商業施設に対する爆弾脅威情報を受け、職員に当該施設への立ち入り回避を呼びかける緊急警報を発表しました。対象施設はイースト・ポイント（East Point）、ギャラリア・トビリシ（Gallery Tbilisi）、モール・オブ・トビリシ（Mall of Tbilisi）とされています。
国家保安局が虚偽情報と否定
これに対しジョージア国家保安局（SUS）は直ちに反応。「虚偽の通報に対応中」と表明し、関係当局が全ての必要な緊急措置を講じていると発表しました。SUSは声明で「外交団に対し、安全当局の活動を尊重し、関係機関との調整なしに一方的な声明を控えるよう要請する」と述べ、国際機関との連携強化を強調しています。
安全保障体制への影響
今回の事態は、ジョージアの主要都市におけるテロ対策プロトコルの実効性が注目されるきっかけとなりました。トビリシ中心部の商業施設は日常的に多くの市民や観光客で賑わっており、虚偽報告であっても社会的混乱を招くリスクが指摘されています。
安全保障専門家は「国際的な緊張が高まる中、偽情報を利用した心理作戦の可能性も考慮すべき」と分析。ジョージア政府は在外公館との情報共有システムの改善を急ぐ方針を示しています。
メディアソース: civil.ge