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ロシア人職員、ウクライナ軍スパイ容疑で拘束 ソフミ空港のテロ計画関与か

Posted about 2 months ago by Anonymous

事件の背景と容疑内容

ロシア国営通信タス(TASS)は6月10日、ジョージア北部の占領地域アブハジア(Abkhazia)にあるソフミ空港(Sokhumi Airport)でロシア人職員が拘束されたと報じました。同職員はウクライナ軍情報機関のスパイとして活動した疑いで告発されています。

FSBの主張と動画の存在

タス通信によると、FSB(ロシア連邦保安庁)は被疑者が「空港の機密情報をキエフ側に渡し、テロ行為に利用される危険があった」と主張。自白内容を記録したとされる動画も公開されました。

テロ計画の具体的内容

FSB側の発表では、被疑者は「国際公式代表団が使用する空港敷地と隣接私有駐車場の詳細図面」を漏洩。これが「爆発物を用いたテロ攻撃の計画に活用される可能性があった」と説明されています。

被疑者による詳細な自供

取調べの過程で、被疑者はロシア政府高官のアブハジア訪問に関する情報収集任務を認めたと伝えられています。具体的な活動内容や指令系統についても詳細な供述を行ったとされています。

ジョージア政府は2008年の南オセチア戦争以降、アブハジアと南オセチアの地域をロシア軍に占領された状態を続けており、国際社会の大多数はこれらの地域をジョージア領と認めています。今回の事件は占領地域における複雑な安全保障状況を浮き彫りにするものです。

メディアソース: civil.ge

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