ジョージア2025年3月GDP9%増 情報通信や金融セクターが牽引

ジョージア統計局（サクスタット/Sakstat）が4月30日に発表した暫定データによると、2025年3月の実質国内総生産（GDP）は前年同月比で9%増加しました。

各セクターの成長動向

特に成長を牽引した分野は次のとおりです：

• 情報通信
• 専門的・科学技術サービス
• 金融・保険
• 運輸・倉庫
• 建設

製造業は減速傾向

一方、製造業セクターでは減少傾向が確認されました。同セクターの詳細な減少率については今後の詳細発表が待たれます。

2025年第一四半期の成長率

サクスタットの発表によると、2025年第一四半期（1-3月）の平均実質成長率は9.3%に達しました。これは前年同期の8.3%成長を上回るペースです。

経済成長の背景

ジョージア（Georgi）の堅調な経済成長は、デジタル化の促進と外国投資の流入が要因と分析されています。特にIT企業の進出が著しいトビリシ（Tbilisi）首都圏では、スタートアップ企業の成長が目覚ましく、経済全体に好影響を与えています。

専門家は「金融セクターの規制緩和とブロックチェーン技術への積極投資が、外国資本を惹きつけている」と指摘。ジョージア政府が推進する経済改革プログラムが成果を上げつつあると評価する声が高まっています。

メディアソース: civil.ge