ジョージア2025年1-4月の対外貿易が15.3%増 輸出14.2%・輸入15.7%増加
Posted 3 months ago by Anonymous
貿易総額が前年比15.3%増加
ジョージア国家統計局(საქსტატი/Sakstat)が2025年4月19日に発表した暫定データによると、2025年1月から4月までの対外貿易総額は77億6,000万米ドルに達しました。これは前年同期比で15.3%の大幅な増加を示しています。
輸出入の推移
輸出は14.2%増の20億1,000万米ドル、輸入は15.7%増の57億4,000万米ドルとなりました。貿易赤字は37億3,000万米ドルで、貿易総額の48.1%を占める結果となっています。
主要貿易相手国
輸出上位3カ国
- キルギス(Kyrgyzstan)4億5,000万米ドル
- カザフスタン(Kazakhstan)2億5,840万米ドル
- アゼルバイジャン(Azerbaijan)2億1,510万米ドル
輸入上位3カ国
- 米国(United States)8億8,120万米ドル
- トルコ(Türkiye)8億1,420万米ドル
- ロシア(Russia)6億6,960万米ドル
主要輸出品・輸入品
主な輸入品目
軽自動車(9億6,640万米ドル/輸入全体の16.8%)が首位を占め、次いで手描き絵画・パステル画(4億8,120万米ドル/8.4%)、石油・石油製品(3億9,650万米ドル/6.9%)が続いています。
主な輸出品目
軽自動車(7億5,390万米ドル/輸出全体の37.4%)が圧倒的シェアを維持。貴金属鉱石(9,630万米ドル/4.8%)とアルコール飲料(7,650万米ドル/3.8%)がそれに続いています。
経済への影響
この貿易統計は、ジョージアがユーラシア経済圏と欧州市場双方への接続性を強化している現状を反映。自動車取引の拡大と伝統的産業(ワイン等のアルコール生産)の持続的成長が、経済発展の二本柱となっています。
メディアソース: civil.ge