ジョージア野党指導者に7カ月の自由制限判決
Posted about 1 month ago by Anonymous
2024年6月24日、ティビリシ(Tbilisi)市裁判所のニノ・ガルスタシュヴィリ(Nino Galustashvili)判事は、野党「戦略アグマシェンブリ(Strategia Aghmashenebeli)」党首ギオルギ・ヴァシャゼ(Giorgi Vashadze)氏に対し、与党「ジョージアの夢(Georgian Dream)」が主導する議会調査委員会への出頭拒否を理由に、7カ月間の自由制限処分を言い渡した。
相次ぐ野党関係者への処分
今回の判決以前にも、同様の理由で複数の野党関係者が処分を受けている。マムカ・ハザラゼ(Mamuka Khazaradze)氏とバドリ・ジャファリゼ(Badri Japaridze)氏(ともに「レロ」党所属)、ズラブ・ジャファリゼ(Zurab Japaridze)氏(「ギルチ」党所属)に対し、2年間の公職禁止が科されている。
ヴァシャゼ氏の政治的経歴
ヴァシャゼ氏は2012年に当時のミヘイル・サアカシュヴィリ(Mikheil Saakashvili)大統領(当時)政権下で法務次官を務めた経験を持つ。2012年から2016年までは野党「統一国民運動(UNM)」に所属し、2016年には自ら「戦略アグマシェンブリ」を創設。2024年10月の総選挙ではUNMとの選挙連合を組んで臨んだ経緯がある。
※「自由制限」処分の具体的な内容については明らかにされていないが、ジョージアの司法制度においては社会奉仕や行動制限などの措置が科される場合がある
メディアソース: civil.ge