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ジョージア検察庁、麻薬関連容疑で1名を刑事起訴

Posted about 2 months ago by Anonymous

ジョージア(グルジア)検察庁は20日、麻薬の違法購入・保管・隠蔽の容疑で1名を刑事起訴したと発表しました。同庁の声明によると、容疑者は首都トビリシ(Tbilisi)郊外で違法薬物を不法所持していた事実が捜査当局によって突き止められたとしています。

捜査の経緯と証拠品

刑事事件の記録によると、被疑者は2023年10月から2024年1月にかけ、意図的に麻薬物質を取得し自宅に保管していたとされます。差し押さえられた証拠品には以下の物品が含まれます:

  • 合成麻薬「3-MMC」12.5グラム
  • 大麻種子3グラム
  • 薬物計量用デジタルスケール

刑事罰の可能性

ジョージア刑法217条1項に基づき、同容疑が認められた場合、被告人には最長11年の禁固刑が科される可能性があります。検察側は現在、被疑者に勾留措置を請求する方針を明らかにしています。

ジョージアの麻薬取締り強化

内務省麻薬取締局によると、今回の捜査は「国内外の麻薬密輸ネットワークの遮断」を目的とした特別作戦の一環。2023年には同種の容疑で3,268件の刑事事件が立件され、4.6トン以上の違法薬物が押収された記録があります。

ミヘイル・サリアシビリ検事総長(Mikheil Sarjveladze)は声明で「麻薬犯罪は国家の安全を脅かす重大な課題。組織犯罪との関連性を含め、徹底的な捜査を進める」と述べ、法執行機関の取り組み強化を強調しました。

メディアソース: geinfojp.wordpress.com

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