ジョージア外相 米国務省上級顧問と会談 両国協力と地域情勢を協議
Posted about 2 months ago by Anonymous
戦略的パートナーシップと地域安全保障が焦点に
ジョージア(グルジア)のマカ・ボチョリシヴィリ(Maka Botchorishvili)外相は6月16日、米国務省のホワイト・トルケス(Wade Turner)上級顧問と首都トビリシで会談を行いました。会議にはロビン・ダニガン(Robin Dunnigan)駐ジョージア米国大使も同席しました。
米ジョージア関係の深化を確認
ジョージア外務省の発表によると、会談では米ジョージア両国関係の強化や協力の可能性、カフカース地域の最新情勢について議論が交わされました。ボチョリシヴィリ外相は「ジョージアが米国にとって重要なパートナーである」との認識を改めて表明し、戦略的パートナーシップの再構築に向けた意欲を示しました。
地域安定におけるジョージアの役割
両者は米国務省とボチョリシヴィリ外相が、ユーラシア地域全体の安全保障課題について意見交換を行いました。特にジョージアが「紛争地域との国境地帯にある重要な位置」を活かし、地域の平和構築に果たす役割が強調されました。黒海沿岸の戦略的重要性や、欧州とアジアを結ぶ回廊整備の進捗状況についても言及があったとみられます。
今後の協力の行方
今回の会談は、6月下旬にワシントンで開催されるダニガン大使主催のジョージア投資フォーラムを控えたタイミングで実施されました。経済協力と安全保障を両輪とした戦略的対話の進展が期待されます。政府関係者は「民主的価値の共有と法の支配の強化が、持続可能なパートナーシップの基盤」との認識で一致したと伝えられています。
メディアソース: civil.ge