ジョージア国立銀行が再融資率8%維持を決定 金融政策委員会6月会合
Posted about 2 months ago by Anonymous
政策金利の現状維持を決定
ジョージア国立銀行(Sakartvelos Erovnuli Banki)の金融政策委員会は6月18日の会合で、主要政策金利である再融資率を8%に据え置くことを決定しました。これで同金利は2023年7月以降11カ月連続で同水準を維持しています。
インフレ動向と政策判断
同銀行の発表によると、2024年5月の年間インフレ率は3.5%を記録。3%を目標とする同銀行の中期的なインフレ目標に近い数値を維持しています。特に注目される基軸インフレ率(食品・エネルギー・たばこを除く指標)は2%まで低下し、物価安定の傾向が確認されました。
今後のスケジュール
金融政策委員会の次回会合は2025年7月30日に予定されています。今後の金融政策判断には、国際的な経済情勢や国内の需要動向、為替市場の変動が影響を与えると見られています。
今回の決定は、ジョージア経済が緩やかな成長を維持しつつ、インフレ抑制に成功している現状を反映したものと分析されています。経済関係者の間では、今後の政策転換のタイミングに注目が集まっています。
メディアソース: civil.ge