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ジョージア元大統領サロメ・ズラビシビリ、抗議デモ参加で罰金5000ラリ

Posted about 2 months ago by Anonymous

抗議活動参加の経緯

ズラビシビリ氏は6月12日、自身のFacebook公式アカウントで「私は良心の囚人の母親たちのそばに立ちました。これはすべての母親が立つべき場所です」と投稿。3月3日の「母の日」に行われた抗議集会に参加し、路上封鎖行為に関与した事実を認めました。同氏は現在、EU(欧州連合)加盟を目指す野党勢力の支持声明を継続的に表明しています。

政治的背景と反応

政府が導入を進める「外国代理人法」は、メディアやNGOに対して海外資金の使用を厳格に規制する内容。欧米諸国からは民主主義の後退を懸念する声が上がり、国内では4カ月以上にわたり大規模な抗議活動が続いています。今回の罰金処分は、現政権が野党系勢力への締め付けを強めている現状を象徴する出来事として注目を集めています。

ジョージア議会は5月28日、大統領拒否権を覆して同法を可決。政権与党「ジョージアの夢」は「国家の主権保護」を主張していますが、EUは加盟交渉の進展に懸念を示す声明を発表するなど、国際的な批判が高まっています。

メディアソース: civil.ge

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