ジョージア人兄弟が解放 ロシア占領軍による違法拘束の末に
Posted about 13 hours ago by Anonymous
ロシア占領軍による違法拘束を受けていた兄弟、タリエル・テナゼ(Tariel Tenaðe)とレオニデ・テナゼ(Leonide Tenaðe)が6月6日、不当な収容期間を経て解放されました。ジョージア国家保安局が発表した情報によると、二人は現在中央政府の管理地域に移送されています。
占領境界線付近での拘束
兄弟はゴリ(Gori)市近郊のフラヴィスマニ(Phlavismani)村周辺で拘束されました。この地域はロシアが実効支配する南オセチア分離地域との境界に位置し、度々国際法に反した拘束事件が発生しています。
計3名が巻き込まれた一連の事件
同保安局は3月11日、同じ地域でジョージア人3名が拘束されたと報告。そのうち1名は速やかに解放されましたが、テナゼ兄弟は3カ月近くにわたり違法な拘禁状態に置かれていました。
旧ソビエト連邦から独立後、ジョージア領土の約20%がロシアの影響下に置かれた状況が続いています。EU監視ミッション(EUMM)は2008年のロシア・ジョージア戦争以降、この地域の安定維持を目的に活動中です。
メディアソース: civil.ge