ジョージア・インフラ大臣が交代 カルセラゼ氏辞任、ソハゼ氏が後任に
Posted 3 months ago by Anonymous
政権与党「ジョージアの夢」で主要ポスト異動
ジョージア(グルジア)の与党「ジョージアの夢」を率いるイラクリ・コバヒゼ首相は4月24日、イラクリ・カルセラゼ(Irakli Karseladze)インフラ大臣が辞任し、後任にレヴァズ・ソハゼ(Revaz Sokhadze)氏が就任すると発表しました。カルセラゼ氏は2021年2月から同職を務めていました。
辞任の背景と新大臣の経歴
コバヒゼ首相によると、カルセラゼ氏の辞任は「自発的な決定」とのこと。首相は「在任中に数多くの重要なプロジェクトを推進した」とその功績を称えました。カルセラゼ氏は具体的な辞任理由を明らかにしませんでしたが、コバヒゼ首相や党創設者のビジナ・イヴァニシヴィリ(Bidzina Ivanishvili)氏への謝意を表明しています。
新大臣に任命された47歳のソハゼ氏は、2017年から首都トビリシ(Tbilisi)市議会のサムゴリ地区選出議員を務め、都市計画・都市経済委員会の委員長も兼務していました。ジョージアの主要メディアCivil.geによれば、同氏は都市開発分野での実績が評価されたと伝えられています。
政権内の人事刷新が続く
「ジョージアの夢」は4月に入り、教育大臣や文化大臣の交代を相次いで実施。10月4日に予定される地方選挙を前に、政権内の結束強化を図る動きと見られています。政治アナリストの間では、EU加盟候補国としての改革圧力や国内の政治対立への対応策としての人事異動との分析も出ています。
日本との関係におけるインフラ整備の重要性
ジョージアは「一帯一路」構想の要衝として、中国をはじめ各国のインフラ投資が活発化しています。日本企業も黒海沿岸のアナクリア港開発プロジェクトに参画するなど、戦略的な関与を深めており、新大臣の政策運営が注目されます。
メディアソース: geinfojp.wordpress.com