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ジョージアのGiorgi Chkheidze氏、裁判所敷地で拘束され4000ラリの罰金

Posted 3 months ago by Anonymous

事件の概要

ジョージア(Georgia/საქართველო)の首都トビリシ(Tbilisi/თბილისი)で7月15日、市民活動家のGiorgi Chkheidze(ギオルギ・チケイゼ)氏が裁判所敷地内で拘束され、4000ラリ(約18万円)の罰金が科せられました。当局は「裁判所の秩序を乱した」と主張していますが、支援団体は「表現の自由の抑圧だ」と反発しています。

拘束の経緯

事件はトビリシ市庁舎前で行われた抗議デモの最中に発生。チケイゼ氏が裁判所敷地内で「政府批判のプラカードを掲げた」として、警察官に即時拘束されました。ジョージア内務省は「司法機関の威厳を傷つける行為」を理由に挙げています。

国際的な反応

欧州評議会の人権監視団が「 proportionality(比例原則)に反する過剰な対応」との声明を発表。日本政府関係者も「民主的プロセスの健全性維持が重要」とコメントし、ジョージア情勢への関心を示しています。

ジョージアの司法事情

現職のサロメ・ズラビシュヴィリ(Salome Zourabichvili)大統領は2023年から司法改革を推進中ですが、欧州連合(EU)加盟を目指す同国にとって、今回の事件が国際的な評価に影響を与える可能性が指摘されています。

市民社会の動き

トビリシ中心部のルスタヴェリ大通りでは連日抗議活動が続いており、若者を中心に「表現の自由の防衛」を求める声が高まっています。地元メディアによると、チケイゼ氏の支援基金には3日間で2万ラリ(約90万円)以上の寄付が集まったとのことです。

(為替レート:1ジョージア・ラリ=約45円 2024年7月現在)

メディアソース: geinfojp.wordpress.com

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