ジョージアでEU信頼度が急落

調査データの詳細

2024年10月～11月に記録したEU信頼度58%が、2025年3月～4月の調査では49%まで低下。わずか5カ月間で9ポイントの大幅減を示しています。具体的な下落要因について、GORBIは「最新報告書で詳細な分析を提供している」としていますが、現在公開されている概要資料には直接的な言及がありません。

調査手法と背景

この調査はジョージア国内で1,000人を対象に面接方式で実施され、誤差範囲は±3.1%。GORBIは旧ソビエト連邦構成国初の国際世論調査機関として1992年に設立され、欧米諸国の主要メディアからも引用される信頼性の高いデータを提供し続けています。

政治分析家の見解によると、信頼度低下の背景には「EU加盟プロセスの遅滞」と「国内政治情勢の複雑化」が複合的に関与していると指摘。ジョージア政府の欧州統合政策に対する市民の「期待と現実のギャップ」が数字に反映された可能性が高いと分析しています。

メディアソース: civil.ge