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ジョージア、イスラム国関与の外国人爆発物専門家を逮捕 国家安全保障局発表

Posted about 1 month ago by Anonymous

国家安全保障局、国際手配の容疑者をルスタヴィで拘束

ジョージア(Georgia)国家安全保障局(SSS)は5月2日、ルスタヴィ(Rustavi)市で国際刑事警察機構(インターポール)の赤手帳で手配されていた外国人を拘束したと発表しました。同容疑者は隣国政府の要請を受けた国際協力捜査の一環で逮捕されたものです。

ISとの深い関与が判明

SSSの調査によると、被疑者は2014年に中東へ渡航後、テロ組織イスラム国(IS、Islamic State)に加入。爆発物取り扱いの高度な専門知識を有し、組織内で「特に重要な活動」を指揮していたことが明らかになりました。家宅捜索では電子機器を含む重要証拠が押収されています。

ジョージアのテロ対策強化を象徴

当局は被疑者の身元を公表していませんが、今回の逮捕はジョージアが国際テロ組織との戦いで積極的な役割を果たしていることを示す事例。日本政府も「テロ対策に関するジョージアとの協力を強化する意向」を表明しており、両国の安全保障連携が注目されます。

ジョージアでは過去3年間で計12件のテロ関連逮捕が実施されており、中東情勢の影響を受けた国内治安対策が急務となっています。専門家は「旧ソ連諸国を経由するテロリスト移送ルートの遮断が国際社会の課題」と指摘しています。

メディアソース: civil.ge

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