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オクパイ地域の治安課題が集中協議 第125回IPRM会合

Posted about 6 hours ago by Anonymous

ジョージア(グルジア)南部のエルグネティ(Ergneti)で6月11日、紛争予防・対応メカニズム(IPRM)の第125回会合が開催されました。ロシアの実効支配下にある南オセチア分離地域の治安情勢が主要議題となりました。

具体的な紛争リスクの検証

ジョージア国家保安局(SSG)の発表によると、前回会合以降に境界地域で発生した重要な事件が詳細に検証されました。特にタマズ・ギントゥリ(Tamaz Ginturi)氏殺害事件の犯人処罰を改めて要求。SSGは「違法な『境界線設定』事案を厳しく非難する」と声明で強調しています。

EU監視団の懸念表明

欧州連合監視ミッション(EUMM)は公式声明で「管理境界線の全検問所機能回復が必要」と主張。参加者らは以下の課題について意見交換しました:

  • 住民の移動制限問題
  • 要介護高齢者支援のあり方
  • 文化遺産保護と廃水管理

南オセチア側の主張

南オセチアの事実上の当局は「チョルチャニ=ツネリシ(Chorchana-Tsnelisi)検問所の即時撤去」を改めて要求。同地域では2019年から領有権を巡る緊張が続いています。

今後の展開

次回IPRM会合は7月21日開催予定。2008年の南オセチア戦争以降、境界地域では散発的な紛争が発生しており、国際社会の注目が集まっています。

メディアソース: civil.ge

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