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アナ・ドリゼ党「人々のため」が野党連合「強いジョージア」を離脱

Posted about 2 months ago by Anonymous

連合離脱の背景

アナ・ドリゼ(Anna Dolidze)率いる政治団体「人々のため(Khalkhistvis)」が、野党連合「強いジョージア(Dzlieri Sakartvelo)」から脱退しました。同連合には昨年夏の総選挙前に加わっていましたが、ドリゼ氏は「独立した政治活動を再開する」と表明しています。

連合構成の変遷

「強いジョージア」連合はもともと「レロ(Lelo)」党と「自由の広場(Tavisuflebis Moedani)」運動を結集して形成された野党連合です。しかし今年3月には「自由の広場」が連合を離脱しており、今回「人々のため」の脱退で連合の求心力がさらに低下する見込みです。

最近の野党再編動向

ジョージアの野党勢力ではここ数カ月、再編の動きが活発化しています。2023年総選挙では与党「ジョージアの夢」が圧勝したものの、野党各派は結束維持に苦慮。今回の「人々のため」の離脱は、統一野党戦線の構築が困難な現状を浮き彫りにしています。

今後の影響

政治アナリストの間では、「各党が独自路線を強めることで、次期選挙での野党票が分散するリスクがある」との指摘が出ています。ドリゼ氏は元人権活動家として知られ、西側志向の改革派としての立場を明確にしており、今後の独自活動に注目が集まっています。

メディアソース: civil.ge

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